2022年5月15日追記あり。
- 楽天経済圏で生活している人
- 〇〇経済圏の生活を検討している人
- 楽天のサービスを利用している人

『楽天経済圏はお得に生活できる』って聞いていたけれど、実際どう?



私は楽天経済圏での生活をしているけれど、最近は楽天サービスの改悪が続いているの…



改悪されているのなら、他の経済圏の方が良いのかな?
どんなサービスが改悪されたの?



えっと…なんかポイント還元率が変わるのかな?
あんまりわからないわ~
2021年は楽天経済圏のサービスの改悪が続きましたね。
2021年12月27日にも楽天証券と楽天銀行から、サービスの改悪の発表がありました。
さらに2022年2月1日にも楽天証券の追加改悪ニュースが…
楽天経済圏の住人の中にも、どういった改悪があったのかを知らない人は多くいますよね。
今回は、最近発表された『楽天経済圏の改悪内容について解説』していきます。
楽天グループが提供するサービスの集合体です。出来る限り楽天サービスを利用することで、多くの楽天ポイントを獲得しお得に生活していくことができます。



私は楽天経済圏で生活していますが、年間10万ポイント以上獲得しています。楽天経済圏の改悪化は、生活に大きく影響が出てくるのではないかと懸念しています。


楽天経済圏の主な改悪内容
- 楽天市場でのポイント進呈ルールの変更
- 楽天TVがSPU対象外へ
- 楽天ゴールドカードのSPU倍率の減少
- 公共料金でのポイント還元率の減少
- 楽天でんきがSPU対象外へ
- Rakuten PashaのSPU倍率UPの難易度が激高
- 楽天ビューティのSPU倍率の減少
- 楽天証券の投資信託資産形成ポイントの進呈条件の変更
- 楽天銀行の優遇金利の条件の変更
- お買い物マラソンや楽天スーパーセールでの獲得ポイント上限の減少
- 楽天証券での投信積立楽天カードクレジット決済のポイント還元率変更 ※2022年2月1日追記
- 楽天市場での楽天証券SPU獲得の難易度アップ ※2022年2月1日追記
- 楽天カードのポイント進呈対象外サービスが追加 ※2022年4月4日追記
- 楽天保険✖楽天カードがSPU対象外へ ※2022年4月27日追記
- 楽天銀行✖楽天カードのSPU倍率の減少 ※2022年4月27日追記
- SPUでの月間獲得上限ポイントの減少 ※2022年4月27日追記
- 楽天モバイルの月額料金の改悪 ※2022年5月15日追記



1年間でこんなにも改悪されるというのは残念ですね。
もう少し詳しくみていきましょう。
楽天市場でのポイント進呈ルールの変更
楽天市場では2022年4月から、ポイント進呈対象金額が『税込』➡『税抜』へ変更されることになりました。



それくらいの変化なら、あんまり変わらないんじゃないの?



そんなことはありません!¥1,100(税込)の場合これまでは11ポイントが10ポイントになります。この条件であればあまり大きな変化には見えませんが、楽天ヘビーユーザーはSPU倍率が10倍以上の人も多いので大きな変化になります!
対象の楽天サービスを利用することで、楽天市場でのポイント倍率が上がるプログラムのことです。


楽天TVがSPU対象外へ
以前は楽天TVの『NBA Rakuten』や『楽天パ・リーグSpecial』に加入していることでSPU倍率が上がっていましたが、2021年2月と4月に相次いでSPU倍率対象外になってしまいました。



SPU倍率を上げるために加入していた人も多いので、残念な結果になってしまいましたね。連続で対象外になるなんて…
楽天ゴールドカードのSPU倍率の減少
楽天ゴールドカードの改悪は大きな話題となりましたね。
楽天ゴールドカードは以前まで、年会費2,200円でSPU倍率が+4倍だったところ2021年4月より+2倍へ変更になりました。
月に10,000円以上買い物をすればモトが取れて、とってもお得なカードとして人気がありました。
今回の変更により、通常の楽天カードと同じSPU倍率になったため、ゴールドカードを持つ意味はほぼ無くなったと言っても過言ではありません。



楽天プレミアムカードはSPUが+4倍になりますが、年会費が11,000円かかるのでかなりのヘビーユーザーでなければモトが取り辛いといえますね。


公共料金でのポイント還元率の減少
公共料金の支払いで得られるポイントも大幅に減りました。
以前は『100円につき1ポイント』でしたが、『500円につき1ポイント』となりました。
公共料金の支払いでポイントが稼げるので、とってもお得なサービスでしたがポイント還元率が5分の1になってしまいました。



これはすごく大きい変化ね。
一気に5分の1なんて。。。



固定費でポイントが貯まるというのはとても良いサービスですよね。
500円につき1ポイントでもありがたいですが、以前と比較すると残念です。
楽天でんきがSPU対象外へ
以前は、楽天でんきを契約しているとSPU倍率が+0.5倍でした。
しかし、2021年6月でSPU対象から除外されてしまいました。



それでも私は楽天でんきを利用しています。SPU倍率対象外になっても他社と比較して、お安く利用できるので今後も使い続けようと思います。
Rakuten PashaのSPU倍率UPの難易度が激高
以前はRakuten Pashaの『トクダネ』で100ポイント以上獲得することでSPU+0.5倍となっていました。
しかし、2021年8月~『トクダネ』で300ポイント以上獲得+『きょうのレシートキャンペーン』で10枚以上のレシートの審査が通過することでSPU+0.5倍になりました。



ここまで条件が増えると、手軽に倍率が上がるといった感じではないので、多くの人が影響を受けたのではないでしょうか。
楽天ビューティのSPU倍率の減少
以前までは楽天ビューティはSPU+1倍でしたが、2021年11月~SPU+0.5倍に変更されました。
倍率アップの為にわざわざ楽天ビューティを利用する人は多くないと思いますが、残念な変更ですね。
楽天証券の投資信託資産形成ポイントの進呈条件の変更
楽天証券には、『投資信託資産形成ポイント』という保有額に応じて毎月ポイントが付与されるサービスがあります。
これが2022年4月~は、一定の残高を初めて達成した時に限り1度だけポイントが付与される仕様に変更となります。
達成残高 | 進呈ポイント |
---|---|
月末残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |



これは大きな変化だね。。。
毎月ポイントがもらえていたのに…



これってもらえるポイントがかなり減ったよね。



そうなんです。毎月の楽しみが無くなっちゃうので残念ですね。


楽天銀行の優遇金利の条件の変更
楽天銀行は楽天証券と『マネーブリッジ』で口座を連携することで、大手銀行の約100倍に当たる金利0.1%というとてもお得な銀行です。
ここでも2022年4月~一部変更となりました。
今後は300万円を超える残高に関する金利は、0.04%に下がることになります。



少し残念な変更ではありますが、それでも大手銀行に比べるとまだ金利は高く十分にお得なサービスですね。
お買い物マラソンや楽天スーパーセールでの獲得ポイント上限の減少
楽天市場では、『お買い物マラソン』や『スーパーセール』などショップの買い回りをすることで、多くのポイントがもらえるキャンペーンがあります。
こちらのポイント獲得上限が変更になり、10,000ポイント➡7,000ポイントとなりました。



たくさん買い回りしてポイントを獲得しても、以前より3,000ポイントも減少してしまうのは残念です。


楽天証券での投信積立楽天カードクレジット決済のポイント還元率変更 ※2022年2月1日追記
2022年9月から楽天証券の楽天カード投信積立のポイント還元率が変更になります。
現在は楽天カードクレジットカード決済を利用して投資信託(NISA含む)を購入すると、楽天ポイントが100円につき1ポイント付与されます。
しかし、2022年9月の買付分より以下の表のようになります。
ファンドの信託報酬のうち 販売会社が受け取る手数料(代行手数料) | ポイント還元率 |
---|---|
年率0.4%(税込)以上 | 100円につき1ポイント(1%還元) |
年率0.4%(税込)未満 | 500円につき1ポイント(0.2%還元) |
主に人気のある低コスト投資信託は、基本的に0.2%還元に引き下げられる大改悪となりました。



この発表には驚きました。
今までがお得だっただけと言えばそれだけですが。。。


楽天市場での楽天証券SPU獲得の難易度アップ ※2022年2月1日追記
楽天証券は500円以上のポイント投資(投資信託)でSPU倍率が+1倍です。(2022年3月まで)
しかし、2月1日の発表で2022年4月1日以降は、マネーブリッジ設定の上で下記条件達成でSPU倍率がアップすることになりました。
- 合計30,000円/月以上のポイント投資(投資信託)でSPU倍率が+0.5倍
- 合計30,000円/月以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)でSPU倍率+0.5倍 ※米株積立および買付手数料無料海外ETF(9銘柄)除く。
SPUに米国株式が仲間入り(4月購入分から)により、あわせて投資信託のSPU条件を変更するとのことです。



今までは500ポイントで気軽にSPU倍率を上げられましたが、かなり難易度が上がったと言えるでしょう。


楽天カードのポイント進呈対象外サービスが追加 ※2022年4月4日追記
2022年7月1日より、楽天カードのポイント進呈対象外サービスが追加されることになりました。
今回、対象外となるサービスはau PAYとKyashです。
6月30日までは、チャージ金額に応じて楽天ポイント進呈対象でした。
しかし、7月1日からは対象がとなってしまいます。
他にも、ポイント進呈対象外サービスがありますので、こちらで確認してみて下さい。



少しずつ、ポイント進呈対象サービスが減っていってしまうのは残念ですね。
楽天保険✖楽天カードがSPU対象外へ ※2022年4月27日追記
以前は、楽天保険の料金を楽天カード支払うことで楽天市場でのSPUが+1倍でした。
しかし、SPU対象から除外されてしまいました。
楽天銀行✖楽天カードのSPU倍率の減少 ※2022年4月27日追記
今までは、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定し、利用することで楽天市場でのSPU倍率が+1倍となっていました。
しかし、2022年7月1日~は下記のようになります。
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定し、利用することで+0.5倍
- 楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取ると+0.5倍



会社の給与は、指定された銀行口座でしか受け取れないんだけど…



私もです。。。
対象者がかなり絞られてしまいますね。
SPUでの月間獲得ポイントの上限減少 ※2022年4月27日追記
現在は、楽天市場のSPU倍率は会員ランクによって、月間獲得ポイントの上限が決められていました。
しかし、今後はランクを問わず一律5000ポイントになります。
現在 | 2022年7月1日以降 |
---|---|
ダイヤモンド会員 15,000ポイント プラチナ会員 12,000ポイント ゴールド会員 9,000ポイント シルバー会員 7,000ポイント その他会員 5,000ポイント | ダイヤモンド会員 5,000ポイント プラチナ会員 5,000ポイント ゴールド会員 5,000ポイント シルバー会員 5,000ポイント その他会員 5,000ポイント |



これは大きな変化になりますね。
ダイヤモンド会員の方は最大10,000ポイント分減少してしまいます。
楽天モバイルの月額料金の改悪 ※2022年5月15日追記
2022年5月13日の発表で楽天モバイルの月額料金の変更が発表されました。
1GBまでの利用であれば0円で利用出来ていましたが、7月1日以降は1,078円に自動切り替えとなります。



10月末までは実質無料での利用もできるので、気になる方は下記記事を参考にしてください。


今後改悪されるであろうサービス
多くの人が利用している『楽天ふるさと納税』ですが、改悪される噂があります。
現在は、楽天でふるさと納税をすることで返礼品だけでなく、多くの楽天ポイントも獲得できてとてもお得です。
しかし、こちらのポイント付与がされなくなるのではないかと言われています。



もともと無かったポイントをプレゼントされているような状況なので、無くなってもしょうがないと思ってしまう部分もあります。ただ今あるものが無くなると思うと残念です。


まとめ
ここ最近の楽天経済圏のサービスの改悪化は見過ごせませんね。。。
楽天モバイル事業での営業成績不振の影響が出ているのが根本的な問題みたいです。
ここまで残念な情報をお知らせしていましたが、現在はまだ十分にお得と言えるサービスです。
ただ、楽天経済圏の弱体化により他の経済圏との競争も今後勢いが増すかもしれませんね。



私は楽天経済圏でお得に生活できると信じていますが、しっかりと検討した上で、別の経済圏との比較をしていきたいと思っています。

